W杯ベスト8突破のカギは「ハイレベルな日常」。自身は3シーズン目のプレミアリーグがスタートする。日々、しのぎを削る中で磨くことができた武器があるという。ちなみに勝村が思う冨安の武器は足の速さ。本当の武器は「予測能力の進化」。プレーを予測してボールを奪い、時にはゴールへの起点にもなる。原点は少年時代にあった。将来を見据えたボランチ起用で鍛えられたゲームをよむ力。経験が今、生かされている。卓越した予測能力ことが世界と渡り合う自分の武器だという冨安。それを聞いた勝村は日本代表の遠藤航選手にも同じ感覚をもったという。2季連続のデュエル王。特別体が大きい訳ではない。自ら「迷ったら行く。少しずつ守備範囲が広がる」などと分析していた。パワーやスピードに秀でた相手を経験から次のプレーを予測し止める、論理的な選択ができるからこそ世界と渡り合える。