続いて発見したのは鮮魚店「魚米」。夏は暑いのでシャッターを閉めたまま営業しているのだそうである。5代目の横山欣司さんは現在は横丁の会長も務めていた。代々亭主の目利きで選んだ上質な鮮魚を料亭や屋形船に収めてきていた。時代の流れに合わせて30年ほど前から始めたのは店頭で魚を焼くサービスで一切れ300円からとリーズナブルであった。一番人気なのは「銀だら西京焼き」である。西京焼きに使う味噌はおかず横丁にある「郡司味噌漬物店」から仕入れていた。創業は昭和32年で全国のみそ蔵から厳選したみそが並んでいる。五代目が使うのは「信州白こしみそ」でまろやかな風味が銀だらの風味を引き立てるのだという。
住所: 東京都台東区鳥越1-14-2
URL: http://www2.pure.cc/~gunji/
URL: http://www2.pure.cc/~gunji/
