都営地下鉄の駅で整備が進められてきたホームドアが全駅設置完了。浅草線は2次元コードを駅側カメラで読み取ってドアを開閉する仕組みを導入し、当初センサー取り付けなどで20億円かかるとされた車両改修のコストはおよそ270万円にまで抑えられたという。日本視覚障害者団体連合の三宅隆常務理事は「視覚障害者にとって、駅のホームを利用するのは『欄干のない橋を歩くようなもの』と言われていた。今回の2次元バーコードの仕組みなどを各交通事業者の間で共有してもらい、より早くホームドアが設置できる方向に進んでいけば」と語った。