このサーモンは川の水とは違う育て方をしている人もいる。ご当地サーモンの生産者の清さんは、養魚場で川の水の代わりに使っているのが湧き水。湧水は一年中水温が一定で、エサを食べないということがないのでその分早く大きくなるという。繊細なサーモンなので、餌やりにも工夫。ストレスを与えるとあまりエサを食べなくなるため、池からなるべく離れてエサを与えている。他にもサーモンのストレスを減らすために水車を使用。水車を回すことで池に流れができるので、それによって運動ができるという。酸素の量も増えるためストレスが和らぐという。出荷時には、魚に触れる時間をなるべく短くしている。一度、富士吉田市にある養魚場に移し、臭みが残らないよう2~3日エサを抜いてから出荷。