ことし7月25日の豪雨で山形県では農林水産業の被害額が風水害の被害としては過去最大の260億円余に上り、このうち酒田市の大沢地区では川の氾濫などで土砂や木が流れ込み、稲刈りができない田んぼが多くある。農家の荒生道博さんは田んぼの6割で稲刈りができない状態だが比較的被害が少ない田んぼできのう稲刈りが始まった。荒尾さんはコンバインを使ってブランド米「雪若丸」を手際よく刈り取っていた。被害の少なかった田んぼでも一部は土砂崩れによって手作業で刈らなければならず、ボランティアや荒生さんの家族が鎌を使って刈り取っていた。