人口の4割近くが高齢者の山形県酒田市。取り組んでいるのが薬剤費の見直し。患者の健康に影響を与えない範囲で薬を絞り込み、費用の削減を図っている。処方の際に医師が使っているのが、疾患ごとの推奨薬リスト。地域フォーミュラリと呼ばれる取り組み。推奨薬の多くは価格が安いジェネリック医薬品。同じ効果であれば価格の安いものを選んでいる。診療所で処方していた薬の価格は以前は555円だったのが、リストから選んだの薬の価格だと312円になった。この地域では2020年と比べて薬剤費を2億円余削減することができた。
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