群馬県在住の4歳の男の子は拡張型心筋症と戦っている。拡張型心筋症は心臓の筋力、命をつなぐのが補助人工心臓=VADで、数年後に心臓移植を受けられる可能性がある。しかし国内には限りがあり、医師からは「空きがない時は覚悟してほしい」と告げられていた。一方、病院にとってVADを保有することは難しくなっている。保有する大阪大学医学部附属病院は今年度の赤字が9億円となり、医療機器更新に必要な予算が確保できず、VADを削減する方針。VADを保有する13病院へ取材したところ、6病院で買い替えの目処が立っていない。埼玉の埼玉医科大学国際医療センターには、VADをつけるため全国から子どもがやてってくる。
