騰落率ランキング。業種別では不動産業が上昇率トップ。個別銘柄の値下がり率8位のゆうちょ銀行は配当利回りに加え、カタログギフトが人気の優待となっていて、権利取りが一巡した反動が出た。2位のカプコンは3月22日に発売した新作ゲームがシステムの不安定さなどからユーザーの評価が低く、返金申請も続出したため、下落した。1位の小林製薬は紅麹による健康被害の問題で、因果関係が疑われる死亡例が増えたことで、大きく下落した。値上がり率6位と7位には不動産業銘柄がランクイン。8位の住友林業は海外の戸建て事業を強化する方針が好感された。3位の日本製鋼所はミサイル発射装置防衛機器に使用する電子機器などを製造していて、防衛関連の出遅れとして物色された。2位のIHIは来期は黒字化すると報じられたことに加え、国際共同開発中の次期戦闘機の第三国への輸出許可が閣議決定され大幅上昇となった。今週の相場は自動車や自動車部品株への影響が懸念されるとのこと。