野村証券・高宮健による解説。今回のテーマは「“金利ある世界”での銘柄選択」。セクター株価は堅調さが続いている。日銀の利上げ期待がなくなったわけではない。銀行セクターには「利上げの遅行的影響」という追い風が吹いている。金利の見直しサイクルに差があり、資産の利回りの改善は3~4年かけて効果を取り込む。市場の予想としては今後1%程度まで政策金利が上がるという想定になっている。注目銘柄は三井住友FG、めぶきFG、横浜FG、七十七銀行。三井住友FGの注目点は「株価バリエーション」、「顧客部門業績が良い」、「有価証券含み益が他社に比べ大きい」。地銀共通のメリットは政策金利上昇による利益感応度が高い。めぶきFGの個別の注目点は「秋野社長のIR活動への関与が大きい」、「連結ROE9%以上と意欲的な中期経営計画目標」など。投資家にとって注意すべきポイントは、アメリカ発の金融危機。
