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「野球拳」 のテレビ露出情報

きょうのしらべてみたらのテーマはお花見。先週末桜の名所・上野公園に行ってみるとまだ桜は一部咲きだったが、お酒を楽しむグループに、カードゲームをして過ごしたり、ペットと食事を楽しむ人など早くもお花見客で賑わっていた。そんな中、1人パソコンを開いている女性が。花見の場所で仕事をしているのだという。そして、あるグループは普段はオンラインの間柄だがオフ会でお花見をすることになったという。多くのグループが静かにマナーを守って楽しんでいた。しかし昭和時代の上野公園はというと大騒ぎし、豪快に酒を飲んで踊る人がいれば、大音量でのカラオケを持ち込んだり今ではありえないことだらけ。そこで令和のお花見を楽しむ人たちに昭和・平成のお花見を象徴するワードをピックアップして聞いてみた。まず多くの人があげたのは職場内での花見。現在は右側通行となっている上野公園、メインのさくら通りだが、1988年はというと通りの半分ほどがブルーシートでぎっしり。この花見の場所を確保するため朝早くから背広姿の男性が多く見られた。当時職場で開かれる花見の場所取りは重要な仕事だった。土砂降りの雨の中でも朝早くからシートを抱きかかえ場所取りする姿。若い社員が夜通しで場所を確保する姿が。(1996年の映像では)ある男性は入社5日目で場所取りをしていた。この数時間後には、入社5日目最初のお仕事花見の場所取りも終えてお酒も入ってノリノリになっていた。まだ顔も覚えられていない新人にとって花見は上司へアピールする絶好の場になっていたようだ。さらには、職場内では親睦を深めるためチークダンスをしていた。こうした花見に今の若者からは「想像しただけで震える、ムリ」「翌日、退職願だす」などの声。一方で中高年は懐かしみながらも「それいまパワハラになっちゃう」などコメント。
令和の人が選ぶ昭和・平成のお花見で今の時代にそぐわないもの。それはお酒の一気飲み。お花見にお酒はつきものだったようで当時の映像にはお酒を一気に飲み干し盛り上がる様子が。急性アルコール中毒に陥る危険があるためこうした飲み方は絶対にしないよう注意が呼びかけられている。一升瓶をラッパ飲みする人や女性の姿も。こうした飲み方で場を盛り上げようと無理をした結果、酔いつぶれる人も続出。当時社会問題にもなっていた。ニュージーランドから来た親子「オーマイグッドネス!」、メキシコから来た人3人組などは「ハッピーな雰囲気が伝わってきた」などコメント。国によって受け止め方は違うようだ。
令和の人が選ぶ昭和・平成のお花見で今の時代にそぐわないもの。大音量で歌う・踊る。1979年の上野公園の夜桜の映像。桜の下で行われていたのは太鼓の演奏。夜桜会場が盆踊り状態に。一升瓶にマラカス代わりにする人も。そして、80年代になると人々が次々と花見会場に持ち込んだのはラジカセとマイク。中には本格的なカラオケ機を持ち込む人も。マイクを握る男性のとなりでは女性が何か探している。その手元にはファミリーヒットと書かれたカセットテープ。当時カラオケ曲はカセットテープに収録されていて、歌いたい曲が入っているテープを選んでいた。そして、歌詞が書かれたうたぼんを片手に大熱唱していた。楽しそうではあるが、場内放送も聞こえないほどの大音量で踊って歌う人たち。当時、お花見での盛り上がりは凄まじいものだった。中には桜の下で野球拳をする人も。そこにはなんと女性の姿も。全裸になる人もいたが、これは当時で公然わいせつ罪で犯罪になる行為。この様子を今の若者は「ちょっと翌日から仕事に影響でそう」「ドン引き」などコメント。一方、中高年は「いいよね」などコメント。
令和の人が選ぶ昭和・平成のお花見で今の時代にそぐわないもの。一番多くの人が衝撃を受けた映像は花見の後の大量のゴミ。1978年に撮影された上野公園。桜の花が舞い散る中、花見客の足元には大量のゴミ。あまりのゴミの量にゴミの横で花見をする人の姿も。当時の花見客のマナーには問題があったようだ。一方、現在はまだ日が暮れないうちから帰り支度をする人たちが。そして、ゴミをきちんと分別する人の姿が。昭和・平成のお花見は令和の世代から見ると衝撃的、でも中高年にとっては懐かしく当時は仕事の一部でもあったことがわかった。

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