今日召集される臨時国会で、石破総裁が第102代内閣総理大臣に指名され、石破内閣が発足する。その後、直ちに発足させる石破内閣では官房長官に林芳正氏を続投させ、財務大臣に加藤勝信氏と総裁選で戦った2人を政権の骨格に据える。また石破陣営の選対本部長を務めた岩屋毅氏を外務大臣、旧石破派の赤沢亮正氏を経済再生担当大臣、平将明氏をデジタル大臣、三原じゅん子氏をこども政策担当大臣に起用するなど初入閣は13人に上る。石破氏は昨日、10月27日に解散総選挙を行いたいと話していて、衆議院を今月9日に解散する方針だが立憲民主党の野田代表は「国民に対し判断材料を提供してから信を問うということを言っていたはずだ。不見識極まりなく国会軽視」と反発している。野党は、予算委員会の開催を求めるなど臨時国会は解散総選挙を見据えた与野党の攻防が展開されそうだ。