衆議院選挙まであと3日に迫った。自民党の石破総裁は「与党の過半数の維持が非常に厳しい状況の中、全力で戦っている」と危機感を示し、各地で支持を訴えている。明日あさってには接戦となっている東北や都内の重点区を回っててこ入れを図る。立憲民主党は野田代表をはじめ、幹部らが裏金問題に関与した候補者がいる選挙区に重点的に応援に入っている。これまでに自民党と争っている選挙区の8割以上を回り、立憲幹部は「無党派層に我々の声が届いている実感がある」と手応えを口にしている。日本維新の会は本拠地の関西以外での議席獲得を目指している。馬場代表はここまで関東の選挙区を重点的に回ったあと昨日からは地元の大阪に入った。ここまでの情勢について維新幹部は「議席の維持が厳しい」との見方を示していて、最後の追い込みに力を入れる。