今回の選挙についてネット上の関心を読み解く。選挙期間中に検索された、各党公約キーワードの年代をみると、政治とカネに関する話題は60代以上が半数にのぼった。一方、最低賃金や夫婦別姓については20代から50代が大半を占めていて年代による関心の違いがみられた。党首が全国の応援に入った状況(党公式HPの告知を集計)をみると、不記載候補の選挙区に石破氏は11カ所、野田氏は11カ所に入った。街頭演説の文字数を分野別にみると石破氏は経済対策、防災や復興が中心だった。政治とカネについて言及したのは第一声で1割未満、最終日東京7区では一言も触れなかった。野田氏は第一声の9割以上が政治とカネについての訴えだった。