自民党の小野寺政調会長と国民民主党の浜口政調会長は昨日の会談で、「103万円の壁」の見直しについて、週内に政策協議を始めることで一致した。関係者によると、国民民主党はあさってにも自民、公明とそれぞれ政策協議に入る方向で、103万円の壁の見直しなどが主な議題となる見通し。一方、立憲民主党は昨日国民民主党と党首会談を行い「103万円の壁」の見直しについて立憲側は協力する意向を伝え、国民側も歓迎する姿勢を示した。また、11日召集の特別国会での総理大臣指名選挙への対応をめぐっては、野田氏が玉木氏に対し「国民民主の立場は理解しているが、引き続き検討をお願いした」と述べたが、玉木氏は会談後、「具体的な話はなかった」と述べるにとどめた。