きのうから始まった国会での代表質問。少数与党として就任後初めての本格論戦に臨む石破総理には厳しい揶揄が飛んだ。立憲民主党・野田佳彦代表は、先週行われた石破総理の所信表明演説に切り込む。追及したのは政治改革について。石破総理は「我が党としては、企業団体献金自体が不適切であるとは考えておりません」と話した。さらに野田代表は、議員に支給され、使い道の公開が必要ない政策活動費に言及した。これに対して、石破総理は政策活動費の廃止に取り組むとしたものの、公開の方法に工夫が必要だとした。国民民主党・浅野哲議員が103万円の壁の引き上げを提案した。石破総理は、各党の税制調査会長間で議論を深めてほしいと具体的な言及を避けた。代表質問はきょうも行われ、衆参両院で議論が交わされる。