新年度予算案の修正も見据えた与野党の政策協議がヤマ場を迎える中、衆議院予算委員会で集中審議が行われている。立憲民主党の野田代表は予算案を巡り、予備費や基金から財源を捻出し党が掲げる政策に振り向ける修正案を示したうえで修正を迫った。また、高額療養費制度の見直しで、政府が長期的に治療を続ける患者の負担を今の金額のまま据え置くことを決めたことについて野田代表は「当事者の意見を聴かないで決めた。大きな過ちだ。一部修正ではなく凍結。命に関わるテーマ。強く要求していく」と述べた。自民党は北朝鮮による拉致問題を巡って、黄川田仁志氏が「トランプ大統領に拉致被害者の家族に直接面会してほしい」と述べた。