千葉市稲毛区にある国の研究機関、量子科学技術研究開発機構によると、今月13日の午後8時すぎ、大雨の影響で地下室が水没しているのを職員が見つけた。この影響で、地下室にある研究で使った放射性物質を含む廃液を保管するタンク3台が水没し、タンク上部の点検用の隙間から廃液が外部に漏れ出した可能性がある。量子科学技術研究開発機構では、周辺の水の分析で放射性物質は検出されず、施設周辺の放射線量にも変化がないことなどから、外部の環境への影響はないとしている。量子科学技術研究開発機構は、大雨で地下室の扉の前に大量の水がたまり、水圧で扉が壊れて雨水が流れ込んだとみていて、今後、原子力規制委員会に再発防止策を提出することにしている。
