山梨の頂点に立った日本航空。チームの中心は1年の秋から正捕手を担う2番・キャッチャーの金子竜馬選手と安打数はチームトップ、3番・サードの金子優馬選手。2人は兄弟で兄の竜馬選手は4月生まれ、弟の優馬選手は2月生まれで双子ではない。埼玉で生まれ育ち野球を始めた竜馬選手と優馬選手。甲子園を目指して2人で一緒に山梨の日本航空へ進学した。お互いの性格について竜馬選手は「真逆だと思います。」などと話した。山梨大会の決勝では1回2番の竜馬選手がフォアボールで出塁すると3番の優馬選手へ「死んでもつなげ」と声をかけた。弟が打ったあたりに兄が懸命に走り三塁、二塁。このチャンスが先制点をもたらした。優馬選手は「声かけで冷静になれたり、いい成績に繋がった」などと話した。