去年4月、大阪・夢洲駅のトイレでは行列ができていた。万博でも女性用トイレに行列が。駅や商業施設ではもはや当たり前の光景になりつつある。なぜ女性用トイレばかりに行列が出来てしまうのか。日本トイレ協会の小林純子名誉会長は、40~80年ぐらいの寿命でその時代のものが残っているので、女性はその当時あまり外には出なかったわけですから、と 語る。男性利用者が多いこと前提の古い建物が多く残っている。国交省の調査でも駅・空港の女性用トイレの便器数は男性用より約4割少ないことが判明している。こうした中、金子恭之国交大臣は、トイレの行列問題の改定に向けた ガイドラインの決定を行いましたと述べ、トイレの設置基準に関するガイドラインを公表。ただ女性用トイレには男性用より広いスペースが必要。ガイドラインでは改修以外にも行列を減らす工夫を求めている。すでにJR東日本では、QRコードを読み取ると周辺トイレの混雑状況がわかる画面が出てくる。群馬・高崎市のGメッセ群馬では、男性用トイレと女性用トイレの仕切りを動かすことが出来、女性の来場者が増えたときには女性用トイレを拡大しているという。幕張PAも同じ仕組みを採用。さらにパウダールームと便器に向かう導線を分けるPAも出てきている。
