自賠責保険について伝えた。自賠責保険は自動車損害賠償責任保険といい交通事故の被害者や遺族の救済のため車やバイクを持つ人に加入が義務付けられている。自賠責保険は社会情勢や環境変化を踏まえて保険料を金融庁の審議会で毎年議論している。自賠責保険は年々値下がりしていて最新では自家用乗用車で1万7650円、軽自動車で1万7540円となっている。自動ブレーキなどの安全技術の普及で交通事故の件数が減少してきたためだという。13年ぶりに値上げが検討されている。主な原因は事故件数が減っても1件あたりの治療費が上がっているからだという。1件あたりに支払う平均支払保険金は2016年度は43万2900円だったが2026年度は45万3800円と上昇する見込みだという。診療報酬の改定で同じ治療を受けても費用が多くかかることや高齢化でリハビリ・入院費が多くかかる可能性もある。最近は事故件数減少ペースが鈍化している。物価上昇・賃上げで保険会社の事務経費の増加が起きている。積立金を取り崩すなどして対応してきたが値上げもやむをえないという方向性になっている。金融庁は今年度に6%程度引き上げが必要と試算している。タクシー会社や運送会社は負担も多くなる。新しい保険料はことし11月から適用の見込み。
