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「金関丈夫」 のテレビ露出情報

沖縄・今帰仁村は琉球王国の古い墓にお参りを続ける81歳の女性。願いは先祖の遺骨を取り戻すこと。百按司墓は今から500年~600年前の琉球王族の墓。1929年に京都帝国大学人類学者・金関丈夫氏が墓から遺骨を持ち去った。金関はその様子をこと細かく記している。日本人のルーツを解明しようと東アジア諸民族の人骨を大量に収集していた。遺骨は返還されず京都大学が学術資料として保管している。女性が返還を求めているのは先祖の尊厳を取り戻すため。沖縄は先祖崇拝の文化が根付いている。毎年先祖供養のシーミー行事があり墓には大勢の親族が集まり先祖とともにご馳走を囲む。龍谷大学教授・松島氏は石垣島出身で自らのルーツである琉球の遺骨が奪われた事実に憤っている。返還交渉に応じない京都大学に対し2018年裁判を起こした。京都大学は裁判で「金関の遺骨収集は地元関係者の許可を得ていた」と主張。2022年の判決で京都地裁は「子孫はほかにも多数いて原告らが祭祀を主宰すべき者とは認められない」と原告側の訴えを退けた。また遺骨は学術資料的、文化財的価値を有すると京都大学の遺骨保管を認めた。女性らは大阪高裁に控訴、裁判を続けることを決めた。日本人類学会が京都大学に対し要望書を提出していた。文面には収集された人骨は国民共有の文化財として保存継承され研究に供与されるべきと記されていた。この要望書は判決文のなかでも言及され考慮されるべき要素のひとつとされた。九州大学・瀬口特任研究者は要望書に意義を唱え内容を厳しく批判している。瀬口氏は人類学で世界最大「アメリカ人類学会」に30年以上所属。アメリカでは1990年に先住民の遺骨返還が制度化され研究のあり方が厳しく問われてきた。2023年9月に大阪高裁は判決で琉球民族は沖縄地方の先住民族だと認めるも原告らに遺骨の所有権はなく返還を制球する権利はないと原告側の控訴を棄却した。

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