茨城県行方市で行われた金魚すくいの腕前を競う大会。行方市では昭和30年ごろから金魚などの養殖が行われ、関東各地に出荷。金魚すくいの大会は10年前から市内の販売業者などで作るグループが毎年開催。資材高騰の影響で今回が最後。県内外から43人が参加した「第10回全日本KIN−1グランプリ」。ポイを使い、3分間ですくった金魚の数を競う。去年決勝で82匹すくいチャンピオンになった千葉県香取市の杉山久美子さん。機械のように金魚をすくう様子から「マシーン久美子」と呼ばれる実力者。ことし頂点に輝いたのは89匹すくった大河晴哉さん。最後となったことしの大会には歴代チャンピオンが集結しグランドチャンピオン大会が行われた。5人の過去のチャンピオンの中から杉山さんがグランドチャンピオンに輝いた。