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「針尾無線塔」 のテレビ露出情報

長崎県佐世保市針尾中町には自然の中に建つ奇妙な塔が3本ある。日本海軍が遠距離の通信を行うために使用していた無線塔。軍事施設で日本海軍によって終戦後GHQに押収される前に資料は全て破棄された。電波は電線から垂直方向に飛ぶ性質があるため、電線を地面と垂直にできるだけ長く設置する必要があった。電線を支える塔も高くしなければならなかったという。1本の電線だけでは揺れ幅の小さな電波しか発信できず他の電線にも電波を流すことで揺れ幅の大きな電線を作っていたと推測される。電信室は1997年まで海上保安庁が無線通信などで使用していた。大正時代に作られ塔の内部からコンクリートを積み重ねた。足場を組むと下に日差しが差し込まないためハシゴの上り下りなどのために所々に穴を開けたという。電線を支えるためと考えられるかんざしは塔の上でどのように組み立てたのか、現在でも謎となっている。大正時代には珍しいコンクリート製だが約100年間補強工事は行われていないという。九州で一二を争うほど強い地盤でこの場所を選んで建築されたと推測されている。

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