太平洋でのクロマグロの漁獲枠などを話しあう国際会議(中西部太平洋まぐろ類委員会)が始まった。今月10日〜16日まで北海道釧路市で開催。参加国は日本、米国、韓国、オーストラリアなど13の国と地域。太平洋のクロマグロは、乱獲などで資源量が大幅に減少したため国際的な資源管理が行われ、国際合意で漁獲可能量が定められている。太平洋クロマグロの親魚資源量グラフによると資源量が最も少なかった年の10倍以上に回復している(水産庁資料より)。日本は漁獲枠について大型は2.3倍、小型は30%増を提案。水産庁担当者は「日本が提案した全条件を通すのは難しいと思うが少しでも漁獲枠を増やしたい」としている。最終的な決定は12月で実施するなら来年1月からか。マグロ専門店「一番星」・高川航社長によると「クロマグロは高級品だが部位によって様々な食べ方が楽しめる」。クロマグロのオススメの食べ方、部位を紹介。大トロは手巻き寿司(酢飯・大葉でさっぱり)、中トロはどんぶり、赤身は刺し身(醤油とワサビで王道に)。