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「釧路海上保安部」 のテレビ露出情報

広島・呉市にある日本唯一の海上保安大学校。海の治安や人名を守る海上保安官を育てる4年制大学。実はここで訓練を受けるのは学生だけでなく、全国から選抜された現役海上保安官も過酷な訓練に挑んでいる。彼らが目指しているのは海猿とも呼ばれる海難救助・水難救助のスペシャリスト。正しくは潜水士という資格の持ち主で海中に飛び込み転覆した船舶から遭難者を救出したり、集中豪雨で孤立した場所から要救助者を救出するなど人命救助の最前線で活躍。潜水士の割合は約1万4千人の現役海上保安官の中で249人。故に狭き門で海上保安大で例年5月と9月からそれぞれ約2カ月に渡って行われる厳しい訓練を受け国家試験に合格しなければならない。詳しい話を聞かせてくれるのは海上保安官の馬場さん。人の命を守るためには過酷な海でも活動しなきゃいけないので生半可な訓練ではダメ。基本中の基本の水中で息を止める訓練。最終的には2分30秒息を止められるようにならなければいけない。状況によってはボンベを使わずに要救助者を救出しなければいけないので心肺機能が必要。現場は穏やかなプールとは違うのでプールで1分息が止められたからといって厳しい海でそれができるとは限らない。しかもパニックになってしまうとボンベの減りは2倍も3倍も早くなってしまう。どんな状況でも冷静に対処することが求められる潜水士にとって基本とも言える訓練。他にも5kgの重りを水中に浸けないよう15分間立ち泳ぎを続ける訓練。さらに10kgの重りを抱いて100m背泳ぎで泳ぎ切る訓練。救助者を抱えて泳ぐなど現場で必要となるスキル。背泳ぎで行う理由の一つは訓練生が失神していないかすぐ分かるため。そして訓練はより実践的なものへ。絡まった網やロープをほどく訓練。教官が研修生のゴーグルを外したりボンベを閉めたりしている。この訓練は予期せぬトラブルに冷静に対処できる能力を身につけるためにあえてやっている。さらに訓練は海へ。一呼吸で水深20m潜る垂直素潜り。1本のボンベをバディと交互に分け合いながら水面への浮上を目指すバディブリージング。狭くてボンベを外さないと通れない状況で体の動かし方を身につけるはしごくぐり。現場で起こりうる様々な状況を想定したハードな訓練を乗り越え試験を合格して潜水士になれる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月12日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(札幌局 昼のニュース)
北海道運輸局と釧路海上保安部は観光船を運行する北海道・釧路市内の会社に対して安全指導を行った。職員は釧路港に停泊している船の設備を点検し、ハッチや救命胴衣、携帯電話が繋がるかなどを確認した。強風、高波などの気象情報を船員に確認させ、悪天候の場合出港を取りやめるよう呼びかけた。去年4月に知床半島沖で起きた観光船沈没事故では安全管理や運行判断に問題があったことが[…続きを読む]

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