- 出演者
- 有吉弘行 田牧そら 藤本美貴 かたせ梨乃 吉村崇(平成ノブシコブシ)
今回のテーマは命がけのプロフェッショナルを育てる養成所。その実態を徹底調査。すると国民の安全を守るため命がけ。海猿養成所のハードな訓練とは?。さらにプロボートレーサーを夢見る若者の厳しい寮生活にも密着。
カネオくんは下町の商店街でロケしていたら青果店のおばあちゃんに「千鳥わかんないのよ」と言われたそうだが「僕ノブっていうんです」と挨拶したら「あのカネオくんの!?」と知ってくれていたと驚いたエピソードを明かした。一方で「声だけ聞いてたら60歳ぐらいだと思っていた」と言われたという。かたせさんは仏手柑にお金を使ったと。仏手柑は実が手の形をしている植木。実はなく皮だけ。数万円するというが縁起がいいということで投資だと。
広島・呉市にある日本唯一の海上保安大学校。海の治安や人名を守る海上保安官を育てる4年制大学。実はここで訓練を受けるのは学生だけでなく、全国から選抜された現役海上保安官も過酷な訓練に挑んでいる。彼らが目指しているのは海猿とも呼ばれる海難救助・水難救助のスペシャリスト。正しくは潜水士という資格の持ち主で海中に飛び込み転覆した船舶から遭難者を救出したり、集中豪雨で孤立した場所から要救助者を救出するなど人命救助の最前線で活躍。潜水士の割合は約1万4千人の現役海上保安官の中で249人。故に狭き門で海上保安大で例年5月と9月からそれぞれ約2カ月に渡って行われる厳しい訓練を受け国家試験に合格しなければならない。詳しい話を聞かせてくれるのは海上保安官の馬場さん。人の命を守るためには過酷な海でも活動しなきゃいけないので生半可な訓練ではダメ。基本中の基本の水中で息を止める訓練。最終的には2分30秒息を止められるようにならなければいけない。状況によってはボンベを使わずに要救助者を救出しなければいけないので心肺機能が必要。現場は穏やかなプールとは違うのでプールで1分息が止められたからといって厳しい海でそれができるとは限らない。しかもパニックになってしまうとボンベの減りは2倍も3倍も早くなってしまう。どんな状況でも冷静に対処することが求められる潜水士にとって基本とも言える訓練。他にも5kgの重りを水中に浸けないよう15分間立ち泳ぎを続ける訓練。さらに10kgの重りを抱いて100m背泳ぎで泳ぎ切る訓練。救助者を抱えて泳ぐなど現場で必要となるスキル。背泳ぎで行う理由の一つは訓練生が失神していないかすぐ分かるため。そして訓練はより実践的なものへ。絡まった網やロープをほどく訓練。教官が研修生のゴーグルを外したりボンベを閉めたりしている。この訓練は予期せぬトラブルに冷静に対処できる能力を身につけるためにあえてやっている。さらに訓練は海へ。一呼吸で水深20m潜る垂直素潜り。1本のボンベをバディと交互に分け合いながら水面への浮上を目指すバディブリージング。狭くてボンベを外さないと通れない状況で体の動かし方を身につけるはしごくぐり。現場で起こりうる様々な状況を想定したハードな訓練を乗り越え試験を合格して潜水士になれる。
潜水士の中には、さらに厳しい訓練を突破しないと慣れない精鋭部隊があり、通称トッキュー隊と呼ばれる「特殊救難隊」は全国で38人と約0.27%しかいないという。訓練は第三管区海上保安本部で行われるが、潜水士研修以上のハードな訓練が行われるため、施設も特殊だという。その訓練に使うプールにある仕掛けは、荒れた海を再現することができ、頭上のヘリから海面に吹き下ろされるダウンウォッシュという風も再現できるという。ダウンウォッシュは台風並みの風力になることもあり、場合によっては要救助者を海面に吹き飛ばしてしまう恐れがあるため、ヘリが要救助者の頭上に滞在する時間を減らすため移動しながら降下を始め、素早く要救助者をピックアップする必要があり実践的な訓練を繰り返しているという。
福岡県柳川市にある日本唯一のボートレーサー養成所へやって来た。養成所の訓練生は16~25歳の54人。入所から1年後のプロボートレーサーの国家試験合格を目指し、寮生活の中で過酷な訓練に明け暮れている。ボートレーサー養成所の1日の始まりは朝6時。ブザーと同時に飛び起きてベッドのシーツをたたみ、3分で中庭に集合。男性は乾布摩擦、女性はダンベル運動を開始。一方、部屋では教官が布団たたみ方をチェック。ボートレースの世界では、レース前日にいろいろな検査があり、不備や遅れがあると不合格になりレースに出られなくなるので、限られた時間で身支度をする習慣を身につけている。朝8時授業開始、この日はボートの操縦訓練。まずはモーターなどの点検。訓練用ボートの値段は約120万円。ときにはボートから放り出され落水してしまう訓練生も。すぐ訓練生たちの手でボートを引き揚げ、モーターやボートのメンテナンスを開始。メンテナンス技術もプロには欠かせない。一歩間違えれば大事故につながるボートレースの世界、危険性を伝えるため、指導にも熱が入る。卒業生で現役プロの中村かなえ選手は、「波や接触で簡単に転覆してしまう。時速80kmぐらい出てる。ボートにはベルトも何もついていない。遠くまで投げ出されたり叩きつけられてしまう。レース中だと後ろから別のボートが旋回してくるので、ひかれてしまうと大きな事故につながる。厳しい指導で危険なスポーツだと見に染みてわかっている。安全第一でレースしようと思うようになった」と話す。操縦訓練の後はボートのメンテナンスなどの授業があり、午後5時に授業終了。夕食後、午後7時から9時までが自由時間。養成所では通信機器が持ち込み禁止なので、手紙や、土日限定で使用可能な3台の公衆電話などでやりとりする。自由時間に訓練生に大人気なのが、アイスなどの自販機。掃除と点呼を終え、夜10時に消灯。養成所の学費は無料。以前は施設費や食費などで年間120万円ほど必要だったが、経済的な負担を理由にボートレーサーの夢を諦めなくてもいいように、2017年から無償化。
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- ボートレーサー養成所柳川市(福岡)
有吉は、厳しいからボートレーサーになる夢は諦めるという。藤本は、かわいそうだからアイスの自販機は5台くらい置いてほしいという。吉村は、歴が浅くノウハウもない誰かわからない実績もない鬼教官はいたという。
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リーグ最年長投手・ホークスの和田毅は150キロの大台に挑む。
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引っ越しをしたら住所変更を忘れずに。手続きは受信料の窓口ホームページへ。
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