総理指名選挙の行方だが、各党の間で幹事長会談などが行われた。スタートアップ企業が集まる会合に呼ばれた自民党の高市総裁は、自己紹介で「自民党の総裁になったけど総理になれないかもしれない女と言われている」と発言。自民党の両院議員懇談会では、公明党の連立離脱を説明。自民党の猪口邦子参院議員は「たくさんの良い意見が出た」、寺田稔衆院議員は「政策面でもしっかり協議をしていこうという意見が非常に多かった」、大岡敏孝参院議員は「政権を失うことが最も大きな責任問題」とコメント。不透明感を増しているのが、来週予定される総理指名選挙の行方。自民党と国民民主党の幹事長会談が行われ、自民党・鈴木俊一幹事長は「(連立は)先方の判断にかかっている」、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「数合わせではなくて政策実現に我々は協力する」とコメントした。次の総理は誰になるのか、カギを握る国民民主党の玉木雄一郎代表は「立憲民主党には現実的な安全保障政策に転換することを求めていきたい」と述べた。立憲民主党は野党一本化による政権交代を訴えている。立憲民主党、国民民主党、日本維新の会の幹事長が国会内で会談し、きょう党首会談を行うことで一致した。立憲民主党の安住淳幹事長は「あとはそれぞれ代表の判断」と述べた。
