鈴木法務大臣はきのう、危険運転致死傷罪の見直しに向けた法改正を法制審議会に諮問した。危険運転致死傷罪をめぐっては、法定速度を大幅に超えるなどの悪質なケースでも適用されないことがあり、事故の遺族らから「適用の基準が曖昧だ」といった批判の声が上がっていた。諮問を受け、法制審議会では、法定速度以上の速さや、アルコール濃度が基準を超えた状態での運転について、具体的な「数値基準」を設けるかどうかなどが議論されることになる。
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