茨城・鉾田市は、管理が行き届いていない空き家が問題となっている。鉾田市の旧大洋村は、バブル期に別荘地として人気だったが、今ではほとんどが空き家となっている。鉾田市によると、市内には2847戸の空き家があり、約8割が別荘地に建っているという。地元不動産会社によると、約40年前に購入した人たちが高齢化し、管理や売却が難しい状態になっているという。別荘の所有者ではない無断で入り込み、生活をしている侵入者が問題になっており、番組取材班が空き家に声をかけると、刃物のようなものを持った男性が出てきた。番組取材班が「家の所有者ですか?」と尋ねると、男性は「30年住んでいる」と回答した。