東京・渋谷で「渋谷茶」を復活させるプロジェクトが行われている。明治の頃、渋谷はお茶の産地だったといい、「渋谷茶」が収穫されていたという。ただ渋谷区の郷土博物館によると、東海道線の開通などで静岡茶や宇治茶が流入し、渋谷茶は衰退して茶畑も姿を消したという。それから月日が流れた令和の時代に、鍋島松濤公園で4本の渋谷茶の苗木が見つかったという。渋谷茶は現在静岡県島田市で苗木が約100本育てられており、今後は飲食メニューやお土産など新たな観光資源として活用される見込みだという。将来的には渋谷で栽培を行い、来年から再来年にはお茶の間に届けたいとのこと。
住所: 東京都渋谷区松濤2-10-7