グランプリシリーズ第4戦NHK杯があす開幕する。選手らが会場で調整を行った。オリンピックのプレシーズンとなる今季。男子シングルのエース・鍵山優真。公式練習から衣装を着ていた。あすのショートプログラムの曲をかけた練習では、すべてのジャンプで着氷し、状態の良さを見せた。今大会の連覇について、鍵山優真は、狙ってはいるが、オリンピックに向けてという部分もあるため、自分の120%を出し切れるように頑張りたいなどと話した。女子シングルのエース・坂本花織。優勝した第2戦のカナダ大会でミスがあったジャンプを重点的に修正してきた。坂本花織は、少しずつ改善されてきている、ファイナルも目指してやりたいから、表彰台は確実に乗りたいなどと話した。ペアの三浦璃来と木原龍一は去年、木原のけがでNHK杯を欠場した。日本では約1年7ヶ月ぶりとなる演技だ。ひとつひとつの技を丁寧に確認していた。木原は、ショートもフリーも特徴的な振り付けが多く、しっかり演じきりたいなどと話した。プログラムが新しくなり、2人には新鮮な、情熱的なプログラムになっているという。