北村韓屋村は連日の厳しい暑さにもかかわらず多くの観光客の姿。オーバーツーリズムの問題がたびたび取り上げられてきた。去年取材した際、地元住民は「今はうるさいから嫌だ」。騒音、ごみのポイ捨て、違法駐車などの問題。新型コロナ流行前には住民たちのデモも発生。韓国メディアによると、約10年で3割の住民が地域を離れてしまったという。そこで行政はマナー順守を呼びかける看板を設置。法的拘束力はなくさらなる対策が議論された。「苦情が相次ぎ北村韓屋村を全国初の「特別管理地域」に指定したと発表」。観光振興法に基づき、自治体トップが指定、観光に制限を設けることができる。観光客訪問を午前10時から午後5時に制限するレッドゾーンを設定。違反者は約110万円の過料。今年10月から周知期間、来年3月から施行予定。