神奈川県鎌倉市は、大学や企業などと実行委員会を作ってごみの削減を進めていて、市民などから広くアイデアを募るコンテスト「鎌倉サーキュラーアワード」を開いた。きのう行われた表彰式では、市民や事業者の部門ごとに受賞者が発表された。市民の部で金賞に選ばれたのは、鎌倉市に住む一家。ティッシュの代わりに使い古したタオルや子ども服などの布を細かく切って使うことを提案した。このほか、新しい事業の部門では、使用後は分解して土に還るおむつシートや、ごみを分解してリサイクル可能な炭や灰に変える移動式の処理機などのアイデアも寄せられ、今後、市内で実証実験を検討するという。