鎌倉時代中期に始まり今も受け継がれる伝統工芸・鎌倉彫。鶴岡八幡宮の周りに7軒の店がある。三の鳥居の直ぐ側にあるのが、明治33年創業の博古堂。店のルーツは鎌倉時代の仏師・運慶。博古堂の初代は仏像彫刻を生業にしていたが、明治時代の廃仏運動により鎌倉彫に舵を切り発展させた。現在は、これまでの固定観念にとらわれず、デザイン性と実用性を備えた作品を生み出している。後継者不足に悩まされている伝統工芸の世界だが、博古堂には20代の職人が3人在籍。技の継承に日々邁進している。
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