八代市鏡町の北新地地区では37軒がメークインを育てていて、JAやつしろでは「愛ポテトきたしんち」というブランド名で出荷している。八代市のジャガイモの出荷は最盛期となっていて、地区のJAの集荷場では出荷作業に追われている。地元のJAによると、今年2月頃にかけ例年よりも寒い日が続いた影響で生育が遅れ気味だったが、その後持ち直し、味や見た目とも上々の出来になっていて、例年並みの約2000トンの出荷を見込んでいる。八代さんのジャガイモの出荷は6月中旬まで続く予定で、県内一円のほか関東や関西などに発送される。JAやつしろ馬鈴薯集荷場・河原秀理事は「冬の寒さの影響もあったが、おいしいメークインができている」とコメントした。