新潟県・長岡市で古くから愛される餅料理が「三角ちまき」。もち米を笹で包んで三角に折り2時間ゆでる。本山れい子さん(70)は三角ちまきを作るたびに母の深い愛情を感じる。結婚後に母から作り方を教えてもらったが、その手間隙に驚いたという。一番むずかしいのは結び方。母がやっていた100個を作ろうとしたら一日では終わらない。教えてもらった作り方を次の世代につなげたい「想ひ」をもって毎年作り続けている。本山さんにとって三角ちまきこそ母の絆を感じる想ひ餅だった。
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