日本被団協がノーベル平和賞を受賞したのを機に、核兵器廃絶を強く訴えようと活動への思いを強くした被爆者の長野靖男さん。渡辺千恵子さんは16歳で被爆、鉄骨の下敷きになり下半身付随になった。差別や偏見が根強い時代に自らの体をさらし、世界各地で核兵器廃絶を訴え続けた。長野さんが渡辺さんと出会ったのは40年前。当時は東西冷戦のまっただ中で各開発競争がピークを迎えていた。それでも渡辺さんは核兵器のない未来が訪れることを信じていたという。渡辺さんは32年前に亡くなった。直前に病室に呼ばれてかけられた「あとお願いね」という言葉が今でも長野さんの活動の原動力になっているという。
住所: 長崎県長崎市桜町2-22
URL: http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/
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