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「長崎市」 のテレビ露出情報

日本で古くから安定的に使われてきたエネルギーである石炭が日本で知られるようになったのは室町時代。昭和の始め、石炭は産業のため、戦争をするための重要な物資としての使命を担っていた。古くから貿易拠点として栄えてきた長崎は貿易が栄えた街でもあるが、日本の石炭産業を支えてきた街でもある。その舞台となったのが通称・軍艦島。 東西に160m、南北に480m、周囲1.2kmの絶海の孤島。島の名前は端島だが、形が戦艦に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになった。昭和49年に閉山になって以来、無人島となっている。
端島が本格的に石炭を掘り始めたのは明治23年。石炭採掘のためだけに作られた人工の島で運営していたのは三菱。端島の石炭は高品質で主に製鉄用の原料炭として使用された。採掘現場は海の底よりさらに深く地下1000m以上が作業現場となっていた。坑内の温度は約35℃、湿度90%以上だった。炭鉱は24時間稼働し不夜城と呼ばれていた。大正時代から産出量は急増し昭和16年の太平洋戦争開戦の年に最も多い41万1100トンを達成。トンネルを抜けると島民たちが昭和の最先端の暮らしを送った場所があった。しかし、閉山とともに皆移住した。それでも生活の名残は残っていた。見晴らしの良い場所に幹部職員の社宅があり、灯台の横には貯水場があり、配管はそのまま残っていた。規制区域の中にはベルトコンベアーを支えていた支柱跡も残っていた。1日に1万トン以上の石炭が積み出されていったという。作業現場から戻った作業員は皆煤けて真っ黒だったという。採掘量の増加とともに島の人口も増え、昭和35年の最盛期には5267人が暮らしていた。当時の人口密度は当時の東京の17.5倍。島内には役場やパチンコ店など東京にも引けを取らない施設が揃っていたという。炭鉱員は死と隣合わせの過酷な労働と引き換えに豊かな生活を送っていた。学校の先生の月給が50円だった時代に鉱員の月給は85円。昭和30年代全国のテレビ普及率は10%程度だったが、端島ではほぼ100%と豊かな生活だった。
次に向かったのは裏路地。エックス階段があった。昭和20年に建てられたのが65号棟。約300世帯が生活していた。1階には歯医者や美容室、屋上には幼稚園があった。巨大アパートで暮らす人たちが戦時下の日本のエネルギーを支えていた。島で育った女性は毎日親の手伝いで買い物に行ったという。端島で一番冬島民が集まる場所が端島小中学校だった。校庭は島内唯一の広場で放課後は島民みんなで利用していたという。壁には卒業記念のタイル絵が残っていた。端島にはパチンコ店やスナックなどもあり、船で長崎市内の中華街へ行く人もいた。人気だったのはちゃんぽん。会楽園は昭和2年創業の老舗。多くの工員が食べに来たという。かまぼこが味の決め手の1つだという。
端島は平成27年に世界文化遺産に登録された。日本初の鉄筋コンクリートアパートに向かった。大正5年に建てられた30号棟。多くの部屋は6畳1間とキッチンで145世帯が入居していた。30号棟は劣化が激しく保存は困難。朽ちるのを待つだけだという。中はどうなっていたのか、軍艦島デジタルミュージアムで学ぶ。軍艦島デジタルミュージアム最大の目玉は立体シアター。没入感がる体験ができる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月1日放送 18:00 - 18:10 NHK総合
ニュース(ニュース)
NPTの再検討会議に向けた準備委員会で、日本被団協の金本弘代表理事が演説した。広島市
の松井一実市長、長崎市の鈴木史朗市長も核兵器のない世界の実現を訴えた。

2025年5月1日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
被団協代表理事の金本さんは30日、国連NPT準備委員会に出席しNPTの役割に大きな期待を寄せていると述べた。また、松井広島市長と鈴木長崎市長も出席し、核兵器の廃絶を訴えた。

2025年4月29日放送 10:00 - 10:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
来年のNPT=核拡散防止条約の再検討会議に向けて、各国が核軍縮や不拡散を議論する準備委員会がニューヨークの国連本部で始まった。国連で軍縮部門のトップを務める中満事務次長は国際情勢が悪化し、核軍縮の機運が停滞している状況に危機感を訴えた。日本からは広島と長崎の両市長が30日に演説する予定で、核軍縮の重要性を訴えることにしている。

2025年4月2日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(長崎局 昼のニュース)
長崎県の観光審議会は今後の観光振興を進めていく上で必要となる安定的な財源の確保に向けて議論するため、新たな専門委員会を設けることを決めた。この専門委員会は税や財政に詳しい学識経験者などで構成され、財源をどのようにして確保するのか検討が行われることになっている。宿泊税の導入の是非についても議論が進められる見通し。総務省によると、宿泊税は都道府県レベルではすでに[…続きを読む]

2025年3月24日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
長崎市の交流証言者の審査に最年少で合格した細井奏志さんは10歳。被爆者の話を聞き原爆の恐ろしさを学び、その体験を語り継ぎたいと考えるように。「戦争で苦しむ人をなくしたい」という被爆者の願いを訴える。

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