通算868本本塁打野記録を持つ王貞治さん(84歳)に徳光和夫さんと遠藤玲子アナウンサーが今だからこそ語れる秘話を聞いた。バットを日本刀に持ち替えた独特の練習方法について王さんは「バットは水平に振れば多少は下がる、大きく下がるのを少なくしようとするものでそういう感覚で練習していてちょうどいい」などと話した。この打ち方はドジャース・大谷翔平選手にも通じる部分があるといい大谷の打った後に振りぬく「フォロースルー」の大きさを評価した。さらに世界新記録756号HRを達成した時の凄まじいフィーバーぶりについて「夏休みだったので子どもたちが家に来て逃げられず子どもたちに丁寧にサインしないと出してもらえなかった」と話した。王さんの“最後の本塁打”868本目を打ったバットは徳光和夫さんが所有していた。ミスタージャイアンツ・長嶋茂雄さんについては「ミスターっていうのは特別な存在、輝いていた」などと話した。