ミラノ・コルティナ五輪でスノーボード男子ビッグエア決勝が行われ、木村葵来が今大会で日本勢初の金メダルを獲得した。さらに木俣椋真が銀メダルを獲得し、日本勢がワンツーフィニッシュ。スノーボード男子ビッグエアは高さ50m超のジャンプ台から滑り、空中技の難度や完成度、着地の安定性などで競う。予選トップ通過は、横6回転半のギネス世界記録保持者の荻原大翔。同い年の長谷川帝勝は昨季世界ランキング1位の実力者で、予選を5位で通過した。木村葵来は2023/24シーズンのW杯で初出場ながら総合優勝を果たし、全体3位で予選通過。木俣椋真は予選3回目で渾身のジャンプを決め、全体10位で予選を通過した。日本選手4人全員が決勝に進出した。決勝では最初に飛んだ木俣が高得点をマークしたが、長谷川は着地で手をついたため得点が伸びなかった。3人目の木村は大技を決め、1本目で1位に躍り出た。予選1位通過の荻原は1本目で着地に失敗。木俣は続く2本目でも大技を決め、高得点をマーク。逆転を狙う木村は着地でバランスを崩し、荻原もまさかの連続転倒。2本目を終えた時点で木俣が1位、木村が4位と日本選手2人がメダル獲得圏内にいる状況に。迎えた3本目、木村は高難度の5回転半を決め90.50をマーク。この時点で1本目との合計でトップに立った。木俣は6回転の大技を見せるが惜しくも着地に失敗し、木村の金メダルが決まった。木村は「今の自分があるのは周りのサポートのおかげ。感謝しかない」、木俣は「6回転の練習は1回もしていない、気合で。立ったらいいし、こけてもしゃーない」などと語った。
