北アルプスの山岳観光ルート、立山黒部アルペンルートでは4月の開通に向けてきょうから除雪作業が始まった。富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートは冬の間は閉鎖され毎年この時期から雪に埋もれた道路の除雪作業が始められる。除雪作業を行う富山県や運営会社などで作る組合によるとことしは例年より雪が多くゲート付近の積雪は2メートルを超えていて、ここ10年では最も多くなったということだ。立山黒部アルペンルートでは除雪した車道の両側に雪の壁がそびえ立つ「雪の大谷」と呼ばれる独特の景観が人気を集めていてことしは4月15日の全面開通を目指すことにしている。