千葉県立現代産業科学館(千葉県市川市)で企画展「見る−生き物の目・機械の目−」が開かれている(12月1日まで)。人間以外の生き物の見る力や最新技術を使って見ることができる世界を紹介している。錯覚を利用して角度によって違うものが見える展示などがある。光を当てないと見えないハンガーの展示では、小さい突起により光を反射しない蛾の目を活用。光をほとんど反射しないことで見えない仕組みになっている。たんぽぽの綿毛の映像の展示では、角度によって立体的に見える。この装置では特殊な鏡を使用し空中映像として映し出すことができる。また、赤外線センサーにより触ることを感知して動かすこともできる。企画展は来月1日まで開催中。