植物に低濃度のエタノールを与えて育てると、乾燥や高温に強くなることを発見した理化学研究所の研究グループが農業への活用を目指してブラジルの大学と共同研究を進めることになった。ブラジルでは去年、北部一帯で観測史上最悪と言われる干ばつの被害が広がった。気候変動が原因とみられる農業への被害が深刻化していて、対策が求められている。