ゲストの木村幹夫と関谷直也を紹介。「関東大震災から100年 災害におけるメディアの役割 」についてトーク。関東大震災の詳細をおさらいし、当時テレビもラジオもない中、東京の新聞社は壊滅的被害であったため、口コミによる伝達が基本で、避難場所という概念もなかったのだなどと関谷らが伝えた。1923年9月4日付の東京日日新聞の記事を紹介し、誤情報も流言に近いものも多く報じられていたなどと関谷らが解説した。伝聞のデマで朝鮮人が井戸に毒を入れたと広がり朝鮮人虐殺が発生したと絵巻をもって説明し、研究者の小笠原と中継し、小笠原は当時流言が広がりやすい状況になっていたなどと告げた。関谷は災害でラジオが有効活用されるようになるのは1964年の新潟地震以降であり、トランジスタラジオの登場でローカルな身近なものを伝えるメディアとしても活用されていたなどと話した。