- 出演者
- マツコ・デラックス 金田知樹 ファーラー・ジェームズ 下岡凪子 増子裕樹 山井奈美
今夜は1人暮らし女性住みたい街ナンバーワンの西荻窪の魅力を徹底解明する。吉祥寺と荻窪に挟まれ各停しか止まらないのにドラマの舞台や雑誌で特集が組まれている。レトロとモダンが融合した今大注目の西荻窪はなぜ愛されるのかを紹介する。後半は銀座でリーズナブルな絶品ランチを紹介する。
世界の都市を研究し最終的に西荻窪に行き着いた大学教授ファーラー・ジェームズさんと弟子の下岡凪子さんが紹介する。ジェームズさんはジョージア州出身で田舎育ちの影響で都会に憧れを持ちシカゴ大学入学後に世界を巡りながら都市を研究、デュッセルドルフで初めて日本文化に触れ、その後スペインのサーカスで働きエジプトなど都市10か所以上を巡り上海にたどり着いたという。西荻窪には世界の都市に無くなったオンリーワンの魅力を感じ上智大学社会学の教授に就任、西荻窪に移住し世界に向け論文を書いた。弟子の下岡さんは神奈川県出身で教授の「西荻町学」に興味を持ち研究に参加した。
ジェームズさんと下岡さんが考える西荻窪の魅力は「街の個性が無くなるなか人気の街に挟まれたエアポケットだからこそ生まれた独特すぎる文化が面白い!」東京が再開発で似たような街になっているが西荻は保守的で再開発に反対し、独特な街を作っているという。
マツコの知らない西荻窪の世界を紹介。昭和レトロな商店街大阪あべの、サブカル聖地下北沢も利便性を求めた再開発ラッシュの結果、日本中から個性が消失しつつあるという。人気の吉祥寺・荻窪に挟まれたエアポケットの西荻窪は今家賃の安さなどから個性的な店や人が流れ着きレトロとモダンが絡み合う独自の文化を形成、住みたい街No.1に選ばれるなど女性を中心に注目を集めている。今夜は世界の都市を研究し西荻窪にたどり着いた上智大学社会学教授ファーラー・ジェームズさんと弟子の下岡凪子さんが最新西荻窪スポットから1000円以下の西荻フレンチ、若い女性も気軽に通える名物女性店主が切り盛りする人気店などを紹介する。
西荻窪には20以上の商店街がある。JR西荻窪駅北口側にある「西荻伏見通り商店街」は、エリア最古の商店街で昭和感溢れる街並みが特徴。チェーン店が少なく、レトロな雰囲気が残る個人商店が多いとのこと。また職人さんが多く、手作りのものにも出会えるという。
JR西荻窪駅南口から徒歩5分の「西荻東銀座会」では月一で「あさ市」を行い、西荻窪以外からも人が集まるとのこと。また個人経営の個性的な喫茶店も多いという。中でもジェームズさんのオススメがコーヒー豆専門「豆の木」。約20種類以上のコーヒー豆を販売している。数量限定の水出しコーヒーも人気だという。また「ことカフェ」は様々なジャンルの店が日替わりで入れ替わるシェア方式の店だという。
西荻窪駅南口から徒歩5分の「西荻窪駅南通り会」には女性向けのお店が数多くあることから通称「乙女ロード」と呼ばれている。ジェームズさんのオススメは「越後鶴屋」。
西荻窪は高級料理店・お手軽飲み屋・外国料理店が入り混じり、独自の食文化を形成している。関東大震災以降、文化人が地盤の固い武蔵野台地に別荘を構えるようになり、それが西荻窪における高級料理文化の土壌になったという。その後の東京大空襲によって西荻窪周辺に闇市ができ、これがお手軽飲み屋文化の土壌になったとのこと。
西荻窪の柳小路は様々な国の飲食店が連なるエリアとなっている。ジェームズさんは一見さんもウェルカムなのが特徴と話している。外国料理の文化が根付くきっかけとなったのは1998年の規制緩和だといい、賃料の安さが背景にあるのではないかという。フレンチも楽しむことができるのだといい、別荘地時代のフランス帰りの人もいた事が背景にあるとみられる。こけし屋はフランス通の常連客も多く、闇市に近いことでフレンチをリーズナブルに楽しめるようになった。他にもKINASAはカウンターとテーブル席の16席というシンプルな作りで、おしゃれなメニューをリーズナブルに楽しめるが、信州の食材を2日発酵させた生地で包んだ「おやき3種盛り」も名物。ピクニック トウキョウは約20の座席があり、「エゾ鹿のグラタン」などを楽しむことができる。
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西荻窪 ピクニックトウキョウでぜひいただきたいメニューは「ミルフィーユポテサラ」という。じゃがいものテリーヌに半熟卵をあわせ、玉ねぎとマヨネーズの特製ドレッシングをあわせて頂く一品となっている。マヨネーズと半熟卵を合わせたものはウフマヨネーズと呼ばれ、これをじゃがいものテリーヌと合わせるとポテトサラダのような味となるのだという。彩りのディルが絶妙な味を引き出しているのが特徴。
凪子さんは西荻窪について昭和ドラマのような街と紹介している。昭和の人とのつながりがあった時代を感じさせる街であり、SNSよりも承認欲求を満たすことができるという。女性店主も多いのが西荻窪の特徴なのだといい、賃料が周辺に比べて安いことも背景にあるとみられる。マツコさんはニッチなことをやっても許される土壌になっているのではないかと話していた。凪子さんは相談に乗ってくれたり叱ってくれるママも多いと話している。トヤジは韓国料理の店で、テラス席と2階席の約40席となっている。
西荻窪のパワフル女性店主が切り盛りする店を紹介。西荻窪柳小路にある創業18年の韓国料理店トヤジ、座席数は約40席でサムギョプサルや海鮮チヂミなどが人気メニューという。店を切り盛りするのはチェジュ島出身の七海さんは新宿で会社勤めだったが体調を崩したことをきっかけに自分のペースで働けるからと店をオープン、創業当時から支えている娘のヨンジュさんと切り盛りしている。1人でのテーブル席の利用も可能でアットホームな安心感から女性客が多いという。
西荻窪のパワフル女性店主が切り盛りする店、次は柳小路にある沖縄居酒屋「赤い鼻」を紹介。1階はカウンターが20席、2階は20名までの座敷がありシナモンとローリエで香り付けしたラフテーなどが人気メニューとなっている。切り盛りするのは中国出身のうーちゃん(52)で元々赤い鼻でアルバイトをしていたが約12年前にオーナーが亡くなり店主になろうと決意したという。気さくな店主の性格もありお客さん同士の距離感が近く年齢・国籍・性別関係なく誰でも仲良くなれる魅力がある。
西荻窪のパワフル女性店主が切り盛りする店、柳小路にある小料理屋こぎくを紹介。創業20年の店を切り盛りする東京出身の奈美さん(59)はシングルマザーで3人の子どもを育てた人生経験豊富なママで話を聞いてもらいたい人がくるという。2人がお気に入りな注文システムはメニューがないため注文すると西友で購入、または食材持参で食べたい料理を調理してくれるという。奈美さんがスタジオに登場しジェームズさんが初めて来た時食べた揚げ出し豆腐を振る舞った。昆布と鰹節で出汁をとり味付けは醤油とみりんだということ。
マツコの知らない銀座ランチの世界を紹介。銀座というえば一流レストランのイメージがあるが安くて美味しいランチの名店が揃い最近では東銀座エリアにも飲食店が増え行列をなす店が続出している。北国から上京し銀座にやられ500軒以上のランチを制覇した男金田知樹さんが黒毛和牛ハンバーグ・ステーキやテレビ初登場のお雑煮専門店などをリーズナブルに食べられる絶品ランチを紹介する。
金田さんは銀座ランチ500軒以上食べ歩いて「銀座の地下にある店はこだわりと優しさにあふれている」と気付いたといい発見されづらい地下で努力する姿に感動したという。金田さんおすすめ銀座地下ランチ名店6選を紹介する。
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