JR各社は来月10~17日のお盆期間中の予約状況を昨日時点でまとめた。それによるとJRグループ全体の新幹線の指定席の予約席数は計217万席と去年の1.52倍に増え、新型コロナ感染拡大前の2018年と比較して93%まで回復している。新幹線ごとに感染拡大前と比べると、東海道新幹線が95%、東北新幹線が92%などとなっている。予約のピークは下りは来月11日・上りは来月15日で、既に満席が近い列車もあるという。JR各社は「新型コロナ5類移行もあり、長距離の利用が伸びるなど旅行需要の高まりを感じる」とコメントした。また高速道路各社も渋滞情報を公開した。下り線のピークは来月11日~13日にかけてで、特に東北道や東名高速・中央道などで激しい渋滞になると予想された。上り線は13日~15日にかけてがピークで、東名高速や関越道で激しい渋滞になると予想された。高速道路各社は「今年は渋滞の回数も規模も去年を上回る見込みであることから、最新情報の確認をしてほしい」と注意を呼び掛けた。