- 出演者
- 南利幸 井上二郎 赤木野々花
オープニングの挨拶。
千葉県と千葉市の教育委員会は今年度に行う公立小中学校などの教員採用試験を前に先月初めから志願者の募集を行っている。今年度の募集にあたっては優秀な人材を確保しようと大学生や短期大学生の奨学金の返済を全額肩代わりする制度を始めた他、県立高校で一定の課程を修了した学生向けの地域枠や、一度離職した元教員を対象とした試験制度などを新たに設けた。その結果、制度を受けられる条件や応募の方法などについて問い合わせが殺到し、今月に入ってからは多い日で1日100件ほどの電話が寄せられ対応が追いついていない。こうした状況を受け教育委員会は昨日までとしていた志願者の受付を明後日まで延長する対応をとることになった。千葉県教育委員会は「想定以上に反響があり受け付け期間の延長は異例。問い合わせにしっかり対応し志願者が不安なく受験できるようにしたい」などとしている。
キングオブピッツァは前橋市をピザの街にしようと7年前から開催しことし予選を勝ち抜いた10の店が出場する。前橋市には国内最大手ピザ窯メーカーがあり小麦の収穫量が県内最多という特徴を活かそうと大会を開催した。大会には前橋市以外からも参加できライバルの高崎市からも参戦している。実行委員長である石原さんは「お互いが高め合うことが大切、群馬にはキングオブピッツァとキングオブパスタがあるんだと全国に発信できれば」などと語った。キングオブピッツァ2024は今日・明日前橋中央イベント広場で行われる。
益子焼で有名な栃木県益子町で伝統の手仕事を受け継ぐ人たちに出会った。城内坂通りには30軒以上の益子焼のショップなどが建ち並んでいる。最近の益子焼は作家が作るかわいらしい作品も人気となっている。藍染工房9代目当主・日下田正さんは昔と同じ技法を忠実に守り作品を作り続けている。茶綿はかつて益子で栽培されていたが、なくなってしまったため、自ら綿を種から育て糸を紡ぎ藍染めをする。一連の作業を全て自分の工房で行っている。特別に藍染体験をさせてもらった。1937年創業の酒蔵は地元産の原料と職人による手作りにこだわり国内外から高い評価を受けている(2023年世界酒造ランキング8位)。試飲をお願いすると、お酒が注がれていたのは大小2種類の益子焼の器。器によって味わいが変わる。大きい器は、人間国宝の濱田庄司さんの作品。
日本人の味、特に昔ながらの蔵元で造られたしょうゆにはそこでしか再現できない風味がある。その味を守り続ける土浦市にあるしょうゆメーカー「柴沼醤油醸造」を取材した。創業330年余りという柴沼醤油醸造の蔵の中には67個の巨大なおけが所狭しと並んでいる。大きさは直径およそ2メートル30センチ、高さはおよそ2メートル。ほとんどの木おけが明治時代に作られたもの。国内で生産されるしょうゆのうち木おけ仕込みは僅か1.9%ほどとされている。ステンレス製の容器と比べて温度の調節などが難しいものの味に深みがあり、香りがよくなるということでこの会社では大量生産のしょうゆと差別化して海外向けなどに販売している。しかし、木おけの寿命は150年と言われており、3年前から少しずつ新しい木おけに取り替えている。ことしは30石、およそ5400リットルの木おけ、2本を新調した。頼ったのが大阪堺市のベテラン木おけ職人、上芝雄史。今も使っているおけがあるため新たなおけ作りは僅かなスペースでほぼ手作業で行われている。上芝ら3人の職人はまず古い木おけを解体。そして事前に準備していたおけを囲む側板を持ち込んで組み立てる。最後に底の部分の板を胴突と呼ばれる道具で突く作業が行われた。上芝がおけの中に入って力加減や胴突で突く位置を指示。外にいる職人2人と板が水平にはまるように調整を繰り返していた。材料の準備から交換まで最短で1年かかる上、そのままでは使えない。古いおけで造ったしょうゆを入れてそこに含まれているこうじ菌ともろみを新しいおけになじませる必要がある。それでもこのメーカーでは昔ながらの造り方にこだわり続けたいと考えている。こうしたしょうゆは海外向けが多いものの国内でも再び注目されていて、蔵ごとに味が違うのでぜひ好きな蔵の味を探してみてほしい。
日本道路交通情報センターから交通情報を伝えた。
関東甲信越の気象情報を伝えた。
「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」「土曜ドラマ パーセント」「理想的本箱 君だけのブックガイド」「大相撲どすこい研」の番組宣伝。