阪東橋駅(横浜市中区)前で出会ったのは山口やすあきさん(48歳)。家が近いため買い物代をお支払い。7歳の子どものためにゼリードリンク、ウイスキーなど2,796円をお買い上げ。群馬県館林市に生まれ、邑楽町で育った。フィリピンに22年住んでいて帰ってきたばかり。48歳で初めてサラリーマンとなり外国人の人材派遣会社に勤務している。フィリピン人の妻・ヴィーナスさん(28歳)と長男・いちごくん(7歳)が迎えてくれた。2LDKの持ち家。築43年で価格は2,000万円。友人の不動産屋から購入したという。夕食は野菜たっぷりの水炊き。フィリピンには鍋がなく、底の深いフライパンで作っていた。妻も同じ会社の人事部で働いている。妻はフィリピンの元アイドル。山口さんも「Yachang」として活躍していたマルチタレント。CDもリリースしていて聞かせてくれた。フィリピンの人気子役と旅をするレギュラー番組は6年続いた。日本の芸能人で例えるとボビー・オロゴンみたいな感じだという。群馬のコンビニで働いていた山口さんはアイドルに一目惚れ。コンビニを辞めて27歳でフィリピンへ渡り、読売新聞に掲載されるほどのスターになった。当時の日本人はおかしいぐらいに真面目なイメージだったが、山口さんがそれを覆してウケた。フィリピンの平均月収は日本円で約74,000円。山口さんは月収150万円を稼いでいたが、多忙で毎日ストレスだったという。そんな時に妻と知り合って子どもが生まれ、息子が小学生の間は日本の教育を受けさせようと戻って来た。小学校を卒業したらフィリピンへ戻って日本の文化を取り入れた番組を作りたいという。阪東橋駅で山口さんの家について行ったら…両国の良い部分を掛け合わせた番組を作りたい!元フィリピンタレントの野望が聞けました。
住所: 神奈川県横浜市中区弥生町5-48