先週土曜日、1月17日は阪神・淡路大震災から31年の日だった。神戸市には「人と防災未来センター」という震災の経験を後世に伝えて防災意識を高めてもらおうという施設がある。開設当初から語り部として活動を続ける95歳の女性がいる。津久井幸子さんは24年前からボランティアとして活動し、44人いる語り部の中で最高齢。震災で生死と向き合った体験がある。津久井さんが住んでいた灘区は震災で約1万2700戸の家屋が全壊するなど甚大な被害を受けた。津久井さんは寝ていた2階の床が抜け落ち家の下敷きになった。地震発生から3時間後に5人がかりで救出されたという。語り部の募集をみて自ら応募して活動を始めた。週に1回、子どもたちに施設を案内している。津久井さんは命を守る大切さを伝えている。津久井さんは体が動く限り語り部を続けたいと考えている。
