茨城・ひたちなか市を走るひたちなか海浜鉄道・湊線。地方鉄道としては異例の延伸を計画していて去年12月に現在の終点の阿字ヶ浦駅から国営ひたち海浜公園に繋がるよう段階的に路線を伸ばす方針を決めた。こうした中でも歌を通して応援を続けてきた男性がいる。地元に住むフォークシンガーのみなと源太さん。妻・友人と3人でひたちなか海浜鉄道の応援ソングを駅の待合室で歌い続けている。地域に欠かせない鉄道を守りたいと沿線の四季や思い出を歌詞に込めてきた。若い頃からフォークソングに慣れ親しんできたが、海浜鉄道を応援する活動を始めたのは40代。当時の運営会社が廃線をひたちなか市に申し入れた。廃線危機から救おうと地元では鉄道の利用促進など存続の運動が盛り上がる。自分にも出来ることはないかと歌で応援することにした。その後海浜鉄道は運営主体が市に移り経営が持ち直す。みなと源太さんは延伸計画に期待を膨らませている。延伸計画も歌で盛り上がろうとしている。